いつもご利用くださいます皆様、ありがとうござます。

 

弊社では、お買い求めいただきました教材をメールでお届けしておりますが、

数千名様に1名様程度「教材が文字化けして開けない」とおっしゃる方がおいでになります。

 

その化けの原因は、送信側ではなく、受信側の環境に問題があります。

もし送信側に問題があるのでしたら、他のご購入者様からもこのような問題提起をいただくはずですが、文字化けのご連絡をいただくのは、数千名様中、1名様程度です。

 

以下に、原因とその対策を分かりやすく解説します。

 

 

✅【原因の可能性】

 

  1. 受信者のメールソフトが文字コードに対応していない

    • たとえば「UTF-8」で送ったメールを、古いメールソフト(例:Outlook 2003や一部のガラケーメール)が「Shift-JIS」で無理やり解釈しようとして文字化け。

  2. ※弊社は、Gmailを利用しておりますので 「UTF-8」環境です。
    •  
  3. 受信者のメールソフトの設定が不適切

    • 自動的に正しい文字コードを選ばず、固定された文字コードで表示している。

    •  
  4. メールサーバーやプロバイダが文字コードを変換している

    • 一部の古いプロバイダや独自メールシステムでは、メール本文のエンコード処理が独自で行われてしまうことがある。

    •  
  5. フォントの問題

    • 受信者の端末に、使われているフォントが存在せず、「□」や「?」で表示される。

 

 

 

✅【具体的な対策】

 

■送信者側の対策(全体的な文字化け防止)

  • 文字コードをUTF-8に統一し、明示的に指定する

    → HTMLメールなら <meta charset="UTF-8"> を必ず入れる

    → テキストメールならメールヘッダに Content-Type: text/plain; charset="UTF-8" を設定

  •  
  • 絵文字や特殊記号を使わない

    → 特に環境依存文字(①や㈱など)や旧式の絵文字は文字化けの原因になりやすい

  • マルチパート形式(テキスト+HTML)で送る
    → 古いメーラーでもテキスト版が読めるようにする

 

■受信者側にお願いすること

  • メールソフトの表示文字コードを「UTF-8」に切り替えていただく

    → OutlookやThunderbirdなどで文字コードを手動で切り替える方法がある

  • できれば別のメールソフトやウェブメール(Gmailなど)で確認してもらう

 

 

 

✅まとめ1

原因 対策
受信者のメールソフトが古い 文字コードをUTF-8で送信、受信者はUTF-8を利用する
メールソフトの設定ミス 表示文字コードを手動で「UTF-8」にするよう案内
弊社は特殊記号未使用です メール内容は、シンプルな日本語にしている

 

 

 

✅まとめ2

使用ソフト/方法 UTF-8設定方法
Gmail 自動でUTF-8、特別な設定不要
Outlook ファイル → オプション → 詳細設定 → UTF-8に変更
Thunderbird 表示 → フォントと文字コード → UTF-8指定
HTMLメール <meta charset="UTF-8"> を記述
テキストメール(手動) メールヘッダに charset="UTF-8" を明記
メモ帳 保存時に文字コード「UTF-8」を選択

 

✅【1. Outlookで文字コードを手動変更する方法】

※Outlook 2016/2019/365などのデスクトップアプリ版が対象です

(Web版のOutlookでは手動変更できません)

 

🔻手順

  1. 文字化けしているメールを開く

  2. 上部メニューの「メッセージ」タブを開く

  3. 【アクション】→【その他のアクション】→【エンコードの選択(Encoding)】をクリック

  4. 表示された一覧から「UTF-8」または「日本語(自動選択)」を選択

  5. メール本文が再読み込みされ、文字化けが解消されるか確認します

✳「日本語(自動選択)」でうまくいかない場合は、「Unicode(UTF-8)」を選ぶのが最も確実です。


✅【2. Thunderbirdで文字コードを手動変更する方法】

Thunderbird は自由に文字コードを切り替えられるメールソフトとして非常に優秀です。

 

🔻手順

  1. 文字化けしたメールを開く

  2. メニューバーの【表示】→【文字エンコーディング】を選択

    ※もしメニューバーが表示されていない場合、Altキーを押すと表示されます

  3. 「Unicode(UTF-8)」または「日本語(ISO-2022-JP)」を順に選んで試す

  4. すぐに本文が再読み込みされます

  5.  

📌推奨順は以下です:

  • ① Unicode(UTF-8)

  • ② 日本語(ISO-2022-JP)

  • ③ 日本語(Shift_JIS)

  • ④ 日本語(EUC-JP)


✅補足:毎回自動的にUTF-8で表示したい場合(Thunderbird)

  1. 【ツール】→【オプション】(または 設定)→【表示】タブ

  2. 「フォントと文字エンコーディング」→「既定の文字エンコーディング」を「Unicode(UTF-8)」に設定

  3. 「すべてのメッセージで既定のエンコーディングを使用する」にチェックを入れる

    → 今後すべての受信メールがUTF-8で開かれるようになります


✅まとめ

メーラー 変更方法 推奨エンコーディング
Outlook メッセージ → アクション → エンコードの選択 UTF-8、または日本語(自動選択)
Thunderbird 表示 → 文字エンコーディング → UTF-8 UTF-8、ISO-2022-JP、Shift_JIS など